相続

相続に関する手続きはとても多く、複雑な内容のものも多いです。
例えば、相続が開始して、まず考えなければならないのが、単純承認・限定承認・相続放棄いずれの手続きを取るかです。
相続財産に借金などのマイナスの財産があったり、管理が面倒な土地があったりする場合には、特に考える必要があります。
その際には、被相続人の財産に何があるのか、財産調査をする必要があります。

次に、誰が法定相続人であるか調べるために、相続人調査をします。
戸籍等を取り寄せなければならないので、手続きが煩雑です。
そして、財産や相続人が確定したら、いよいよ遺産分割協議です。
遺言書があれば、その通りに遺産分割をすれば足りますが、遺言書が無い場合には、遺産分割協議にて財産の分割方法を話し合わなければなりません。

そして、遺産分割協議で話がまとまらない場合には、調停や審判など、裁判所の手続きを介して相続を進めることもあります。

また、遺産分割の方法が決まり、相続人に財産が承継されたら、役所での手続きがとても重要です。
一定の金額以上の財産を承継した場合には、相続税を支払わなければならないので、税務署への申告が必要です。
また、不動産を相続した場合には、名義変更として法務局に相続登記をしなければなりません。

このように、やらなくてはならない相続手続きはとても多いです。
相続手続きでお困りの際は、小川昌宏法律事務所にご連絡ください。
お待ちしております。